【後編】プロが見る“失敗しがちな外構計画5選”

〜どう防げばいいの?住んでから気づく前に〜

こんにちは、「住み家memo」です。

前回ご紹介した、外構計画でよくある失敗5選
今回はその後編として、
じゃあ実際、どうすれば防げるの?」という疑問に、プロ目線で具体的なアドバイスをお届けします!

家は一生に一度の大きな買い物。
だからこそ、住んでから**「ああすればよかった…」**と後悔しないように、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね。

失敗1|カーポートの排水が黒ずみ・ぬめりの原因に…

カーポートには商品によって排水の出る位置が異なり、1〜3台用で1〜2箇所に雨樋から排水されます。
その排水先がコンクリートの場合、黒ずみ・藻・ぬめりの原因になることも。

✅ 対策は?

  • 排水口の下だけ砂利スペースにする
     → 水を地面に染み込ませて黒ずみを防げます。
  • 排水管を地中に埋設
     → コストは上がりますが、見た目も清潔に。
  • デザイン性のあるコンクリート平板を設置
     → 汚れ防止+おしゃれに仕上がります。
  • 洗い出し仕上げを使う
     → 雑草が気になる方にもおすすめ。汚れも目立ちにくく◎。

失敗2|防犯カメラとカーポートの位置がバッティング!

せっかく防犯対策で外壁にカメラを設置したのに、
後からカーポートをつけたら**屋根が干渉してカメラが役に立たなくなった!**というケースも…。

✅ 対策は?

  • カメラをつける予定があるなら、事前に外構業者に相談を!
  • 「この位置につけたい予定があるけど、高さや視野は大丈夫ですか?」と、高さと角度を強調して確認するのがコツ。
  • カーポートを後付けする場合も、将来的な影響をイメージしながら計画を進めることが大切です。

失敗3|全面コンクリートがタイヤ痕だらけに…

スタイリッシュに見える全面コンクリート。
でも、道路から1〜1.5mの範囲は車の切り返しでタイヤ痕がつきやすいゾーン
結果、見た目が一気に劣化してしまうことも…。

✅ 対策は?

  • タイヤ痕が目立つ部分だけ**「洗い出し」や「レンガ敷き」など別素材に**する。
  • 駐車場の「目地デザイン」を変えて、雰囲気をやわらかく。
  • 「柔らかい印象にしたい」と担当者に伝えると、曲線ラインや植栽の提案もしてもらいやすくなります。

※北欧風やかわいいデザインのお家の場合、全面コンクリートだけだと雰囲気がアンバランスになるので注意!

失敗4|照明がなくて夜の外が怖い…

コストカットで外構照明をカットした結果、
**「駐車が見えない」「夜のポストが怖い」「階段が暗くて危険」**など、実際に住んでから困るケースも多数。

✅ 対策は?

  • カーポートの柱に人感センサー照明を設置:コスパ&防犯性◎。
  • 階段・手すりに間接照明:事故防止+おしゃれな雰囲気にも。
  • ソーラーライトを活用:ネット購入で手軽に導入も可。
  • 将来的に照明を追加する可能性があるなら、空配管(照明用配線管)を先に埋設しておくと◎。
  • コンクリートの下を避けて、配管通路として砂利ゾーンを設けておくのもおすすめ!

失敗5|マスや配管の位置でおしゃれなデザインが台無し…

せっかくこだわった玄関アプローチや門柱前に、**配管やマスがドーンと出てきて台無し!**というのは、よくある後悔ポイント。

加えて、**植物を無理に植えられたことで、将来的に根が配管を巻き込んでしまった…**というケースも要注意!

✅ 対策は?

  • 建物の着工前に、外構のラフ図でもいいので業者に共有
  • 特に玄関前・門柱周り・植栽予定の場所は要チェック!
  • 配管の近くに植物を植えないよう計画を立てましょう。
  • 将来的にカーポートを検討中なら、境界ブロックから60〜70cmは離すのがベター
  • 配管の移動は後からだと費用が高くつくため、事前の調整が重要です。

✅ まとめ|「住んでから気づく前に」が外構成功のカギ!

外構は、住んでみないと気づけないポイントが本当に多いもの。
でも、ちょっとした事前の配慮や相談で、防げる後悔もたくさんあります。

💬 ご相談・ご質問はお気軽にどうぞ

「わが家の場合はどうなる?」
「予算内でできることを知りたい」など、気になることがあれば
コメント・DM・お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ!


✍ 記事制作・監修|住み家memo

インテリア・外構のプロとして、日々のちょっとした気づきを発信しています。

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